ある親切な女性が道を歩いていると、ゴミ袋から子猫の鳴き声が聞こえてきました。袋の中を見ると、三匹の子猫が身を寄せ合っていました。
心優しいその女性は、ウィットリー郡動物愛護協会に子猫たちを連れて行きましたが、一匹は助からず、他の二匹も体調が悪化していました。
via: Kitten Helps Her Brother Heal with Cuddles After They Were Rescued from Side of Road
子猫たちはいつでも一緒
シェルターの里親ボランティアであるバーブ氏は、子猫たちを助けるために立ち上がりました。バーブ氏が迎えに行くと、子猫たちは長く生きられないかもしれないと告げられました。それでもバーブ氏は子猫たちを家に連れ帰り、救ってあげよう決心しました。
弱々しい方の子猫ウォリーは、安心しようと姉のイヴにしがみついていました。
「ウォリーの目はあきらめたように見えました。子猫らは私を見ようとせず、頭を低く下げ、力ない声で鳴きました」とバーブ氏は話しました。
「ウォリーがボトルから飲まないので、エサを与えるのにチューブを使わなければなりませんでした」
最初の1週間は、子猫たちはお互いに離れようとしませんでした。
「翌日、ウォリーはスプーンで離乳食の肉を食べることができました」
イヴはウォリーをとてもかばっていて、ウォリーを元気づけたいのか、いつもゴロゴロと喉を鳴らして寄り添っていました。
「イヴがいなかったら、ウォリーはここにいなかったでしょう。イヴはウォリーに生きる意志を与えました」
二匹はしばらく普通に歩くことができず、脚を強くするためにマッサージ療法をする必要がありました。
周囲を歩き回れるほど強くなると、イヴはウォリーと遊んだり走ったりするよう勇気づけました。二匹は健康的に大きくなり、強くなっていきました。
「今では彼らの目が輝いていて、鳴き声もかすれていません」とバーブ氏は話しました。
「二匹はいつも一緒にいます。イヴは明るい女の子で、パーティーで誰もが声をかけたくなるような子です。ウォリーは可愛くておとなしい男の子で、何を考えているのか気になるタイプです」
誰も長生きするとは思っていなかった子猫たちは、苦難を乗り越え、健康的で美しい子猫に育ちました。