猫でもわかる 秘密の英語勉強会

1分で覚える「in the same boat」の意味と使い方

今回は英語フレーズ「in the same boat」の意味と使い方を勉強しよう。

これは「同じボートの中」ってことですよね。前回のフレーズと同じ意味ですか?

前回は on board で「船内に」や「車内に」という意味だけど、今回のフレーズは使い方が違うよ。

「同じ状況にある」「運命共同体である」

in the same boat をそのまま訳すと「同じボートの中」になるけど、困った時やよくない状況の時に「同じ状況にある」とか「運命共同体である」という意味で使うよ。

つまり、ボートで遭難したときのフレーズですか。

比喩としてボートを使っているのであって、海上に限らず他の人と同じ状況や立場にあることを言っているんだね。たとえば、仕事がうまくいっていない人に「自分も同じ状況だよ」と言う場合などに使う。

例文を見てみよう。

 例文
[1]

Everyone has lost their job. We’re all in the same boat.

みんな仕事を失ってしまった。私たちは運命共同体だ。

[2]

"That work is 3 days behind schedule."
"I'm in the same boat."

「その仕事は予定より3日遅れているんだ」
「私も同じだよ」

[3]

We're in the same boat, so stop your complaining.

私たちも同じ状況なんだから文句を言うのをやめて。

[4]

"I might lose my job."
"We're all in the same boat."

「僕は仕事を失うかもしれない」
「私たちはみんな同じ状況です」

In the same boat

このように in the same boat は「同じ状況にある」「運命共同体である」という意味になる。

仕事中に突然ボートで頭がいっぱいになったわけではないんですね。

そのときは休んだ方がいいと思う。

例文引用
[3] 英辞郎