今回は英語フレーズ「be aware of 〜」の意味と使い方を勉強しよう。
「be」は is や are などの be 動詞ですね。
「〜に気付いている」「〜を知っている」
be aware of 〜 は「〜に気付いている」とか「〜を知っている」という意味。何かを認識しているということ。
「〜を知っている」なら know も同じ意味ですよね。know と be aware of の違いは何ですか?
基本的にはどちらもほぼ同じ意味で使えるけど、be aware of は何らかの事象や事実に「気付いている」「認識している」という感覚で、know は知識として「知っている」「わかっている」という感覚だね。
そんなに大きな違いはないのか。
例文を見てみよう。
He is aware of the danger.
彼は危険に気づいている。
Be aware of how much you're eating.
どれほど食べているか自覚しなさい。
He was aware of being watched.
彼は監視されているのに気づいていた。
You must be aware of the fact that he's destitute.
彼がとても貧乏していることは知っているはずだ。
このように be aware of 〜 は「〜に気付いている」「〜を知っている」という意味になる。
[例文3] の being watched は「監視されていること」。
[例文4] の the fact that 〜 は「〜という事実」。he's destitute は「彼は貧乏である」という意味なので、the fact that he's destitute は「彼が貧乏であるという事実」となるよ。
[例文4] は You must 〜 だから「あなたは〜しなければならない」じゃないですか?
この must は「〜にちがいない」とか「きっと〜だろう」という推量を表す用法だね。たとえば You must know the answer. は「あなたは答えを知っているはずだ」となる。
それで、You must be aware of the fact that 〜 は「あなたは〜という事実を知っているはずだ」となるのか。
[3] Tanaka Corpus
[4] 新英和中辞典