現在のビットコイン (BTC) は6,600ドル前後で取引されており、9月は約6%下落し、8月は約10%下落しました。しかし、第3四半期 (7〜9月) では約3%上昇しています。
ビットコインは2ヶ月連続で下落しましたが、第4四半期 (10〜12月) にはトレンド転換して上昇する可能性があるようです。
10月以降はどうなる?
ビットコインは何度も6,000ドルを守り、億万長者投資家のノボグラッツ氏やファンドストラットのトム・リー氏など多くの投資家が言うように6,000ドル付近で底を打ったように見えます。
しかし、強気市場の復帰はBTCが直近の高値7,429ドルを超えてからになるでしょう。
週足チャート
週足チャートを見ると、BTCは価格幅が狭まっています。興味深いことに、このレンジの上側は7,429ドル (8月の高値) 付近に位置しています。
このレベルを超えれば、弱気から強気へのトレンド転換のシグナルになり、8,507ドル (7月の高値) と9,990ドル (5月の高値) を目指す強い上昇もあり得ます。
テクニカルセオリーによると、長期的なレンジ内取引の後は急激な高騰が起こることが多いため、ブレイクアウト後には急上昇する可能性があります。
ビットコインは1年の最後の3ヶ月に上昇する傾向があるため、第4四半期に高騰が見られる可能性は高そうです。
第4四半期のビットコイン
年 | 第4四半期のBTCのパフォーマンス(%) |
---|---|
2010 | 400 |
2011 | -8 |
2012 | 9 |
2013 | 515 |
2014 | -17 |
2015 | 82 |
2016 | 59 |
2017 | 218 |
上の表に見られるように、第4四半期のビットコインは8年のうち6年上昇しています。
ビットコインが2017年12月に記録した史上最高値2万ドルから70%下落したことと、6,000ドル付近で売り圧力が低下することを考慮すれば、例年のパターンが繰り返される可能性は高そうです。
via: Bitcoin Price Makes Second Straight Monthly Loss in September