「写真をもっと上手に撮影したい!」
という方のためのヒントが muo で紹介されています。
初心者なら知っておきたい、スマホでもデジカメ (一眼レフ、ミラーレス、コンデジなど) でも役立ちそうなヒント集です。
via:5 Simple Ways to Improve the Quality of Your Photos
5つの方法
あらゆるカメラには「スイートスポット」があります。それは、機種や仕様に関わらずカメラが最高品質の写真を生み出すための設定です。ここでは、あなたのカメラの性能を出し切るための便利なヒントを紹介します。
1. ISO感度を低めに設定する
ISO とは、カメラが光をとらえる感度を測る値です。ISO を上げればセンサーが多くの光をとらえますが、代わりにノイズやざらつきが増加します。
原則として ISO が低いほど画質は向上します。ISO を高く設定すればデジタルノイズが現れ、写真に多くの粒が見えるため鮮明さが低下して見えます。
カメラを使うに当たって、自分が許容できる最大の ISO を知っておくと便利です。
これは好みの問題でありカメラによっても異なるので、テスト撮影を何度も行って自分にとって最適な設定を見つけてください。
2. 絞り(F値)を調整する
F 値が 1.4 のレンズで撮影すると、光を多く取り込むので ISO を下げるのに役立ちます。このように絞りを開くと鮮明さが低下しますが、F 値を 2.8 や 3.5 まで上げると鮮明さが大幅に向上します。
可能な限り絞ることで最高の写真が撮れると思われるかもしれませんが、そうではありません。F 値を 16 や 22 のような値に設定すれば、回折という問題が発生します。
可能であれば、F 値を 3.5〜8 といった中間値に設定してください。これによりあなたのレンズが最適な状態で働き、最高に鮮明な写真になるでしょう。
これが絶対のルールだと思わないでください。絞りを開いて撮影するのも非常に楽しいです。ただし、鮮明さが失われることを覚えておいてください。
3. シャッター速度を上げるか三脚を使う
シャッター速度を遅めにしてカメラを手持ちで撮影すると、シャッターが開いたままでカメラが動く時間が長くなり、手ぶれ写真になってしまいます。
世界一安定した手を持ってしても、人間の体は小さな揺れを防ぐことができません。これは心臓の鼓動や呼吸が原因かもしれません。
シャッター速度を上げることで、写真がぶれる時間を減らすことになります。シャッター速度が速いほど写真の質が向上します。
もしシャッター速度を遅めにする必要がある場合は、三脚を使用してください。コストをかけたくない場合や大きな三脚の重量が気になる場合は、Manfrotto の Pixi のようなミニ三脚を使いましょう。これはポケットに入るほど小さく折りたたむことができます。
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4. ピントを合わせる
ピンぼけ写真を好む人はいません。シャッター速度による手ぶれを解決したら、次の目標はフォーカスの上達です。
マニュアルフォーカスで撮影しなさいと言うわけではありませんが、そうすることでカメラについて改めて学ぶことになります。
あなたのカメラは少ない光量でどれほど適切にフォーカスできるのか? フレームに異物が入ったときにうまく機能するのか? 優秀なオートフォーカスでも動画ではどうなのか?
カメラの能力を知るのに最適な方法は、外に出て撮影することです。スポーツの写真撮影は、オートフォーカスをストレステストする方法の一つです。
5. ホワイトバランスを調整する
この最後のヒントはシンプルで、カメラ内で行うことも撮影後に好みの編集ソフトで行うこともできます。
写真を綺麗に見せるためには、適切なホワイトバランスに設定することが不可欠です。インテリアの写真が黄色っぽく見えたり、雪の写真が青みがかっているのに気づいたことがありますか? これはホワイトバランスによるもので、オート撮影のカメラにとって最も判断が難しい分野の一つです。
以下の動画では、ホワイトバランスの設定や調整について知るべきあらゆることが説明されています。