今回は英語フレーズ「can be 〜」の意味と使い方を勉強しよう。
can と言えば、動詞の前に置いて I can swim. で「私は泳げる」というやつですね。
そう、助動詞の can だね。今回覚えるのは can be だから「〜できる」とはちょっと違う意味になるよ。
「〜の場合がある」「〜の可能性がある」
can be 〜 は「〜の場合がある」とか「〜の可能性がある」という意味。
例文を見てみよう。
Distracted walking can be more dangerous than distracted driving.
不注意な歩行は不注意な運転より危険な場合がある。
It can be either positive or negative.
正にも負にもなり得る。
Nothing can be simpler.
これほど簡単なことはない。
[例文3] を直訳すると「Nothing がもっと簡単になることがある」となるので、そこから「これほど簡単なことはない」という意味になるよ。
ややこしいな。
can not be 〜「〜のはずがない」
次は否定文。can be を否定形にした can not be 〜 は「〜のはずがない」という意味になる。
It can not be true.
それが本当であるはずがない。
You can not be too careful.
念には念を入れよ。
He can not be ignorant of them.
知らんはずがない。
[例文5] の too careful は「注意しすぎ」だから、直訳すると「(どんなに注意しても) 注意しすぎることはない」となる。つまり「しっかり注意しろ」ということ。
[例文6] の be ignorant of 〜 は「〜を知らない」という意味だから can not be ignorant of 〜 で「〜を知らないはずがない」となるよ。
本当であるはずがない。
なんでだよ。
[6] 斉藤和英大辞典