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猫でもわかる 秘密の英語勉強会

「読むだけで英語が身につく」を目標に、英語フレーズや英語記事の解説など、初級者向けのさまざまなトピックを猫たちと一緒に勉強します。

16歳の猫を引き取った女性「保護施設で死んで良い動物なんて1匹もいない」

今回は、ある女性が動物保護施設で誰にも引き取られずにいた 16 歳の猫を引き取ったという話だよ。

16 歳の猫って、人間の年齢で言うと・・・・・・?

約 80 歳。猫の寿命は10 〜 16 年だからかなりの高齢と言えるよね。

他にも色んな猫がいただろうに、なぜその猫を引き取ったんだろう。

一番引き取り手が見つからない猫は?

保護施設で死んで良い動物なんて1匹もいない

記事の内容を簡単に要約するとこんな感じ。今回は、他サイトの記事からも一部情報を取り入れて要約しているよ。

22 歳の女性、マドレーンさんにとって、この 2 年間はつらい経験の連続だった。友達 2 人と父親を亡くし、彼女自身もバレエのプロとしての道を断念した。そこで彼女は、心の傷を癒やしてくれる猫を探すために地元の動物保護施設を訪れた。

しかしマドレーンさんが求めていたのは、最高に可愛い猫でもなければ最高に人なつっこい猫でもなかった。彼女は施設に着くとまっすぐに職員の元まで歩いていき、「一番引き取り手が見つからない猫はどの子ですか?」と尋ねたのだ。それを聞いた職員がまっ先に思い浮かべたのは、元飼い主に放棄された 16 歳の茶トラ猫「チェスター」だった。

チェスターは 1 年以上も引き取り手が見つからず、ケージの隅に隠れていた猫だったが、マドレーンさんはチェスターを一目見て恋に落ちた。

Chester2
imgur/whosthatgirlitsvern

施設の職員が猫の年齢を告げ、「16 歳の猫を引き取ることの意味がわかりますか?」と言うと、マドレーンさんはチェスターを抱きしめ、「保護施設で死んで良い動物なんて 1 匹もいない」と答えた。そして彼女は最期まで世話をすると心を決めて、チェスターを引き取ったのだ。

その様子を見ていたマドレーンさんの姉は、彼女のことをとても誇りに思ったという。

Chester3
iHeartCats

チェスターは元々臆病な猫だったが、マドレーンさんと出会って活発な性格になった。チェスターとマドレーンさんはすぐに仲良くなり、マドレーンさんがどこに座ってもチェスターが付いてきて、ひざの上に跳び乗るようになったのだ。

Chester4
iHeartCats

「ケージの隅っこにいたチェスターはとても高齢で、そしてとてもふわふわしていました。まるでテディベアみたいで、彼を抱きしめずにはいられなかったのです」と、マドレーンさんは初めてチェスターと出会った日のことを語った。

チェスターは生涯のマイホームを手に入れ、マドレーンさんは生活を明るくしてくれる友達を手に入れたのだ。

年齢的に先はそう長くないのは事実ですけど、こうして良い飼い主に巡り会えたのは幸運でしたね。

iHeartCats によると、マドレーンさんは元々それほど猫好きだったわけではないのだけど、チェスターと出会ってすっかり変わったそうだよ。お互いに転機を迎えたということだろうね。

さて、今回の例文はこれ。

 例文

When the shelter staff informed her about the age of the cat, the young woman held him close to her chest and replied, no animal should have to die in the shelter.

動物保護施設の職員が猫の年齢を彼女に告げると、その若い女性は猫を抱きしめ、「保護施設で死んで良い動物なんて 1 匹もいない」と答えた。

最初の When 〜, は「〜とき」という節なので、カンマ以降からこの英文の主節を作る主語と述語動詞が始まるよ。それをふまえて、When the shelter staff informed her は「そのシェルターの職員が彼女に知らせたとき」。inform は「知らせる」という意味。何を知らせたのかというと、about the age of the cat で「その猫の年齢」。シェルターというのは動物保護施設のことなので、「動物保護施設の職員が彼女に猫の年齢を知らせたとき」となる。

the young woman が主語で the young woman held him close to her chest は「その若い女性が彼 (チェスター) を抱きしめた」。close to her chest は「胸の近くで」という意味だけど、「抱きしめた」と言えば十分だよね。

and replied は 2 つ目の述語動詞で「そして答えた」。そこから彼女の発言内容が記述されていて、no animal should have to die in the shelter で「どんな動物もシェルターの中で死んではならない」となる。

[例文] を整理して訳すと「動物保護施設の職員が猫の年齢を彼女に告げると、その若い女性は猫を抱きしめ、『保護施設で死んで良い動物なんて 1 匹もいない』と答えた」となる。

今回も長い英文だったけど、前半は When 節、中盤は主節、最後は彼女の発言内容という構成だったんですね。

細かく分けてみると 1 つ 1 つはそれほど長くはないでしょ。全体の構成を見て、分けられそうなところは分けて考えると少し楽になるよ。

登場キャラクター

シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。

ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。