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猫でもわかる 秘密の英語勉強会

「読むだけで英語が身につく」を目標に、英語フレーズや英語記事の解説など、初級者向けのさまざまなトピックを猫たちと一緒に勉強します。

愛猫の死、兄弟の首輪から一通の手紙、飼い主が感動した意外な事実とは

ニュースで英語勉強会。今回の記事はこれ。Couple Mourning Their Cat Find a Note from a Stranger Whose Life was Touched by Their Cat…

今回は、ベアーとテディという猫の兄弟のベアーが死んでしまったんだけど、その後テディの首輪から手紙が見つかったという話だよ。

テディは生きている方の猫ですね。手紙には何が書かれてあったんだろう。

死んだ愛猫が見知らぬ隣人に与えていたもの

愛猫の死 兄弟の首輪から一通の手紙 飼い主が感動した意外な事実とは

記事の内容を簡単に要約するとこんな感じ。

イギリスに住むある夫婦の愛猫ベアーが突然亡くなった。夫婦が悲しみに暮れていると、2 週間後、ベアーの弟テディの首輪から一通の手紙が見つかった。

Letter
TravUK

「飼い主さまへ。私は 4 号室の者です。お宅の猫ちゃんたちが毎日遊びに来ていたので友達になったのですが、大きい方の猫ちゃんが最近来なくなりました。彼が元気にしているか心配です。とても可愛くて素敵な猫です。元気にしていますように」。

この手紙を読んだ夫婦は、ペアーはもう死んでしまったと返事を書き、メールアドレスも添えて 4 号室に届けた。

翌朝、夫婦は長いメールを受信した。4 号室の住人からだ。そのメールには、彼女がどれほど 2 匹の猫たち、特に死んだベアーと過ごした時間を大切にしていたかが綴られていた。

彼女は近くの大学に通う台湾からの留学生だ。友達が欲しかったときにベアーと出会い、ホームシックになったときもベアーは彼女の心を癒やしてくれた。ベアーはプレゼンの練習にも付き合ってくれた。ベッドに座り、彼女のプレゼンを見守ってくれたのだ。

メールを読んだ夫婦は「とても心に響いた」と語った。

その後、4号室の住人はベアーの墓に花を供えにやって来た。ベアーは隣人にとってもかけがえのない存在になっていたのだ。

Bear and teddy
TravUK

留学中の心細い生活をベアーたちが支えてくれたんですね。

飼い主の夫婦も死んだ愛猫が知らない人にも元気を与えていたことを知って感動したそうだよ。

さて、今回の例文はこれ。

 例文

What their humans didn't know was that they had made a friend next door for quite some time.

飼い主たちが知らなかったのは、猫たちが長い間隣に友達を作っていたことだ。

今回の英文の主語は What their humans didn't know 「飼い主たちが知らなかったこと」。最初の what が関係代名詞で、what + [主語] + [述語動詞] という形で名詞節を作っているよ。

たとえば、what you think で「あなたが考えること」、what I want で「私が欲しいもの」という意味の名詞節になる。これは名詞と同じ働きをするので、今回のように主語として使うと、What I want is a car. 「私が欲しいものは車です」となる。

複数の単語で名詞を作っているんですね。

そう。話を戻して、[例文] の述語動詞は was だね。was の直後に接続詞の that があって、that 以下が名詞節になっているので、「飼い主たちが知らなかったことは〜だ」となる。

they had made a friend next door 「猫たちが隣に友達を作っていたこと」。普通に過去形で書くと they made 〜 となるけど、ここでは they had made 〜 となっているでしょ。これは過去よりさらに過去をあらわしているの。next door は「隣に住んでいる人」。for quite some time は「長い間」という意味。

過去よりさらに過去?

そう。まず、[例文] を訳すと「飼い主たちが知らなかったのは、猫たちが長い間隣に友達を作っていたことだ」となる。説明のためにすこし表現を変えて「猫たちと隣人が友達になったことを夫婦が知った」とするよ。

夫婦が知ったのは現在から見て過去だよね。そして、猫たちが隣人と友達になったのは、それよりさらに過去の出来事でしょ。このように過去のある時点よりさらに過去の出来事であることを表現するときは、普通の過去形で they made a friend とするのではなく、they had made a friend とするの。こうすることで、知ったのは今より過去、その内容はさらに過去のこと、という表現ができるんだよ。

[例文] の全体的な骨組みは [名詞節] was [名詞節] だね。

what で始まる名詞節と that で始まる名詞節ですね。やっぱり 1 つの英文に動詞がたくさんあるとややこしいな。

大まかな構造は This is a pen. と同じだけど、細かい所がややこしくなると、ちょっとわかりにくいかもね。

登場キャラクター

シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。

ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。