猫でもわかる 秘密の英語勉強会

お手伝い猫、子リスの母親代わりに

ニュースで英語勉強会。今回の記事はこれ。Cat Helps Care for Rescued Baby Squirrels Until Their Mama Returns for Them...

今回は、ある男性が 4 匹の子リスを保護したんだけど、その家で飼っている猫が子リスの遊び相手になってくれたという話だよ。

子リスってネズミみたいにすごく小さいでしょ? 食べられたりしないのかな?

子リスの世話に猫がお手伝い

お手伝い猫 子リスの母親代わりに

記事の内容を簡単に要約するとこんな感じ。

暴風が吹き荒れるある日のこと、ピーターという男性によって 4 匹の子リスが保護された。

「門の外でリスの巣を見つけました。激しい風雨の中、可愛い子リスたちは巣の中で生き延びていたのです」。

子リス1
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ピーター氏は注射器で餌を与えるなど、一日中つきっきりで子リスたちの世話をした。彼のお手伝いをしてくれたのが猫のネティだ。ネティもまた、幼い頃に保護された元野良猫である。ネティは興味津々な様子で、匂いをかいだり舐めたりした後、子リスたちに優しく寄り添った。それはまるで、ネティが貰ったのと同じ愛情を子リスたちに注いでいるようだった。

猫と子リス
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その後、母リスの気配を感じたピーター氏が窓の外に巣を置くと、子リスたちの鳴き声を聞いた母リスがすぐ近くまでやってきた。しかし、天候はまだひどく、すぐに子リスを返すわけにはいかない。そこで彼は、天候が回復するまで子リスを預かることにした。

2 日後、子リスたちを外に出すと、母リスがやってきて子リスたちを引き取っていった。

「子リスたちの鳴き声を聞いて、母リスがやってきたのです」とピーター氏は語った。

子リス可愛いなぁ。動画では、ネティが子リスたちと遊んでいますね。普通の猫なら子リスを食べてもおかしくないのに。

食べるどころか、忙しいピーターさんに猫の手を貸してあげたというわけだね。

おっ?

さて、今回の例文はこれ。

 例文

While he was caring for the babies, his cat Netty came to offer a helping paw.

彼が赤ちゃんたちの世話をする間に、彼の猫ネティが猫の手を貸してくれるようになった。

最初の while は接続詞で「〜する間」。he was caring for the babies は「彼が赤ちゃんたちの世話をしていた」。赤ちゃんというのは子リスのことね。care for で「世話する」という意味。

his cat Netty 「彼の猫ネティ」がこの英文の主語で、came to offer a helping paw が「猫の手を貸してくれるようになった」。come to 〜 が「〜するようになる」、offer が「提供する」とか「差し出す」という意味。paw は猫や犬の足のこと。helping hand で「手助け」や「支援」という意味だけど、猫だから hand を paw にかえて offer a helping paw と言っているんだね。

[例文] を訳すと、「彼が赤ちゃんたちの世話をする間、彼の猫ネティが猫の手を貸してくれるようになった」となる。

あ、英文の方でも猫の手って言ってたんだ。

猫記事では猫特有の単語に言いかえることがよくあるよ。たとえば、perfect の代わりに purrfect が使われたりとか。「喉をゴロゴロならす」という意味の purr とかけてあるんだね。

ちょっとした言葉遊びなんですね。

登場キャラクター

シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。

ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。