今回は英語フレーズ「whenever 〜」の意味と使い方を勉強しよう。
when に似ているけどちょっと違うのかな?
「〜するときにはいつでも」「〜するときに必ず」
whenever は「〜するときにはいつでも」とか「〜するときに必ず」という意味。後ろに主語と述語動詞を置いて、whenever + [主語] + [述語動詞] というふうに使うよ。
たとえば、「音楽を聞くときにはいつでも〜」「あなたが来るときは必ず〜」という感じだね。例文を見てみよう。
Whenever I listen to music, I feel better.
音楽を聞くといつも良い気分になる。
Whenever Lucy sees a stray cat, she wants to bring it home.
ルーシーは野良猫を見ると決まって家に連れて帰りたくなる。
Let me know whenever you come.
来るときはいつでも教えてください。
Come and see me whenever you like.
いつでも好きなときに来てください。
このように「〜するときにはいつでも」とか「〜するときに必ず」という意味になる。
when も「〜するとき」という接続詞として使えますけど何が違うんですか?
どちらも似ているけど whenever の方が「いつでも」とか「必ず」という気持ちを強めるニュアンスだね。
音楽を聞くといつも良い気分になる。
音楽はいいねぇ。
「いつ〜しようとも」
whenever 〜 は「いつ〜しようとも」という意味にもなる。たとえば「いつ彼の所にいっても〜」という感じだね。
Whenever you call on him, you will find him reading.
いつ彼を訪ねても彼は読書していますよ。
Whenever she may come, I am ready to welcome her.
彼女がいつ来ても、私は喜んで迎えるつもりです。
You will always be welcome whenever you come.
あなたはいつきても歓迎されるだろう。
この whenever は no matter when で言いかえる事ができて、たとえば [例文5] を言いかえると No matter when you call on him, you will find him reading. 「いつ彼を訪ねても彼は読書していますよ」となるよ。
これは「〜するときにはいつでも」と比べて、仮定のニュアンスが入っているんですね。
[2] ウィズダム英和辞典
[5] 新英和中辞典
[6][7] Tanaka Corpus
登場キャラクター
シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。
ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。
レイ
シンの同級生。絵を描いて勉強会のサポートをしている。