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猫でもわかる 秘密の英語勉強会

「読むだけで英語が身につく」を目標に、英語フレーズや英語記事の解説など、初級者向けのさまざまなトピックを猫たちと一緒に勉強します。

オランダ、すべての電車を風力発電で運行していた

今回は、オランダのすべての電車が風力発電のみで運行されているという内容だよ。

すべての電車を風力発電のみで? さすが風車で有名な国だなぁ。

風力発電ですべての電車を運行

オランダ すべての電車を風力発電で運行していた

記事の内容を簡単に要約するとこんな感じ。

オランダのすべての電車が風力発電で運行されていることがオランダ鉄道 NS によって明らかになった。

「1 月 1 日からすべての電車を風力発電で運行している」と NS の広報担当者が発表した。

NS は全車両を風力発電で運行する事業の入札を 2 年前に開始し、オランダの電力会社エネコが落札。2018 年 1 月の実現に向けて 10 年間の契約を結んだ。

NS の広報担当者は「1 年前倒しで実現できた」と述べている。オランダ国内および沖合のウィンドファーム (風車群) を増加したことが目標達成の助けになったという。

両社の共同ウェブサイトによると、NS は 1 日に 5500 便の電車を運行、60 万人の乗客が世界で初めて風力発電で動く電車を利用するという。

クリーンエネルギーってやつですか。たしか火力発電と違って二酸化炭素を排出しないんですよね。

元々オランダは風車で有名だけど、すべての電車を風力発電で運行できるとは驚きだよね。

さて、今回の例文はこれ。

 例文

Dutch electricity company Eneco won a tender offered by NS two years ago and the two companies signed a 10-year deal setting January 2018 as the date by which all NS trains should run on wind energy.

オランダの電力会社エネコは、NS が 2 年前に実施した入札を獲得した。また、両社は 2018 年 1 月からすべての NS 電車を風力発電で運行することを目標とする 10 年間の契約を結んだ。

出た、長すぎる英文。

今回は接続詞 and が 2 つの文を繋げて A and B の形になっているから、1 つずつ分けて見てみよう。

 例文A

Dutch electricity company Eneco won a tender offered by NS two years ago.

オランダの電力会社エネコは、NS が 2 年前に実施した入札を獲得した。

 例文B

The two companies signed a 10-year deal setting January 2018 as the date by which all NS trains should run on wind energy.

両社は 2018 年 1 月からすべての NS 電車を風力発電で運行することを目標とする 10 年間の契約を結んだ。

あ、これならわかりそう。

[例文A] の主語は Dutch electricity company Eneco 「オランダの電力会社エネコ」。

won a tender は「入札を獲得した」。offered by NS は「NS (オランダ鉄道) によって提示された」。 two years ago は「2 年前」。つまり、2 年前に NS が入札を実施して、それをエネコという電力会社が勝ち取ったということだね。[例文A] はこれで終わり。

次は [例文B] を見ていこう。

 例文B

The two companies signed a 10-year deal setting January 2018 as the date by which all NS trains should run on wind energy.

両社は 2018 年 1 月からすべての NS 電車を風力発電で運行することを目標とする 10 年間の契約を結んだ。

[例文B] の主語は The two companies 「その 2 社」。これはエネコと NS のこと。

signed a 10-year deal は「10 年間の契約を結んだ」。sign a deal で「契約を結ぶ」という意味。

setting January 2018 as the date は「2018 年 1 月を〜の日として定める」。どんな日に定めるのかというと、その説明がこの後に続いているよ。

by which all NS trains should run on wind energy は「(その日から) すべての NS 電車を風力発電で運行する」。by which の which は関係代名詞で、直前の the date に説明を加えて「その日から〜」って感じだね。

というわけで [例文B] を直訳すると、「その 2 社は、すべての NS 電車を風力発電で運行開始する日を 2018 年 1 月と定めて、10 年間の契約を結んだ」という意味になる。

この 2 つの例文が and で繋がって、[例文A] and [例文B] となっているんだよ。

最初の [例文] は長すぎてうんざりするけど、2 つにばらしてみると何とかなりますね。

今回は単純に 2 つの文が繋がっているだけだったからね。長くて難しそうな英文でも、全体の構造を見ると意外と簡単だったりするんだよ。

登場キャラクター

シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。

ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。