今回は、イタリアのある一頭のロバが賢いという内容だよ。
いつにも増してざっくりした説明ですね。
もう少し説明すると、あるロバの行動をおさめた動画が Facebook に投稿されたんだけど、それがすごく話題になっていて現時点で 3,500 万回再生されているの。
今回は文章にネタバレがあるから、動画を先にみることをお勧めするよ。
天才ロバ君の動画が 3,500 万再生
記事の内容を簡単に要約するとこんな感じ。
ある一頭のロバが卓越した問題解決能力を披露して話題になっている。
イタリアの非営利保護施設で撮影されたこの動画では、まず 2 頭のロバが柵を跳び越える姿が映し出されている。しかし、3 頭目のロバはもっと賢い方法でこの柵を通過した。
先の 2 頭は柵を跳び越えていったが、3 頭目のロバは少し時間をかけて柵を調べた後、もっと簡単な解決法を見つけだした。口で柵をくわえてさっと取り外したのだ。
「Pedro と Domenico は跳び越えたが、Oreste は少し考えて別の解決方法を見つけたんだ」と Facebook の投稿には書かれている。
当然のように取り外しましたね。賢いなぁ。
ジャンプするのが面倒だったのかな。
さて、今回の例文はこれ。
A third donkey, Oreste, takes a moment to examine the fence before finding a simpler solution -- using his mouth to quickly dismantle the wooden fence.
3 頭目のロバ、Oreste 君は、時間をとって柵を調べ、もっと簡単な解決方法を見つけだした。口で木の柵をくわえて素早く取り外したのである。
主語は最初の A third donkey 「3 頭目のロバ」。動画をみるとわかるように、先に 2 頭のロバが通過しているから 3 頭目のロバということだね。その後の Oreste はこのロバの名前。だから「3 頭目のロバ、Oreste 君」という意味。
takes a moment to examine the fence で「時間をとって柵を調べた」。take a moment to が「時間をとって〜する」という意味。
before finding a simpler solution が「もっと簡単な解決方法を見つけだす前に」。だから述語動詞以下は「もっと簡単な解決方法を見つけだす前に、時間をとって柵を調べた」となる。
英語の語順にあわせて訳すと「時間をとって柵を調べ、もっと簡単な解決方法を見つけだした」だね。
using his mouth to quickly dismantle the wooden fence が「口を使って木の柵を素早く取り外した」。これは前の文に説明を追加していると考えて。
ロバって意外と賢いんですね。
英語でロバは donkey なんだけど、donkey って単語には「ばか者」という意味もあるらしいよ。
この動画は donkey のイメージアップにつながりそうですね。
登場キャラクター
シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。
ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。