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暴走車から子供2人を救出!反射神経が神がかっていると話題に

ニンジャファーザー?

うん、インドネシアのバイク修理屋に車が猛スピードで突っ込んできて、ひかれそうになった子供 2 人を父親がギリギリで救出したという内容だよ。

2 人いっぺんに助けたんですか?

そう、動画もあるけど本当に間一髪だったよ。それでは読んでみよう。

暴走車から間一髪で子供 2 人を救出

暴走車から子供2人を救出

記事の内容を簡単に要約するとこんな感じ。

まるでアクション映画のワンシーンのように、バイク修理工の男性が信じられない素早さで子供 2 人を事故から救出した。そのときの動画が Facebook で話題になっている。

動画には男性がしゃがんでバイクを修理している姿が映し出され、その近くでは彼の 2 人の子供が遊んでいる。男性は仕事のために子供から目を離すが、突然後ろを振り返ると、慌てて 2 人に駆け寄った。1 台の車が猛スピードで突っ込んできたのだ。

男性は 2 人を抱えると、素早く後転して間一髪で事故をまぬがれた。その後、暴走車はガレージに激突したという。負傷者はいないと報じられている。

Jambi Tribune によると、この動画はインドネシアの小さなバイク修理屋で 12 月 22 日に撮影されたもの。男性はバイク修理屋の店員で、このとき彼はバイクの修理中だった。

この動画はガレージを所有するチェン氏が 自身の Facebook ページ に投稿したもので、これまでに再生数が 370 万回、シェア数が 54,000 を越えている。動画を視聴したネットユーザーたちは彼の反射神経と勇気を賞賛している。

本当にギリッギリじゃないですか。

私も最初に見たときはビックリしたよ。普通ならその場に立ち尽くしちゃうだろうね。

とんでもない反射神経の持ち主だ。

さて、今回の例文はこれ。

 例文

Like a scene from a Hollywood action film, a bike mechanic has saved his two children from being hit by a car with his incredible agility.

まるでハリウッドのアクション映画のワンシーンのように、バイク修理工が信じられない素早さで 2 人の子供を車の衝突から救出した。

この Like は前置詞で「〜のように」だから、Like a scene from a Hollywood action film で「まるでハリウッドのアクション映画のワンシーンのように」。

a bike mechanic 「バイク修理工」がこの英文の主語。has saved his two children が「彼の 2 人の子供を救出した」だね。

何から救出したのかというと、from being hit by a car 「車にひかれることから」。この being は be 動詞を動名詞にしたもので、being hit by a car は「車にひかれる」という受動態の意味を持った名詞だと考えて。直前に前置詞の from が付いていることからも being hit by a car が名詞と同じ役割をしていることが分かるよ。

前置詞は「名詞や代名詞の前に置くもの」でしたね。

そう。「車にひかれる」を名詞にすると「車にひかれること」となるの。

最後の with his incredible agility が「彼の信じられない素早さで」となるから、「信じられない素早さで子供を衝突から救出した」ということ。

本当に信じられない素早さで反応してる。何よりも子供を救うことが最優先で体が勝手に動いたんでしょうか。

考えている余裕なんてなかっただろうからね。なぜ車が突っ込んできたのかは不明だけど、罪のない子供が怪我をせずにすんで何よりだったよね。

登場キャラクター

シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。

ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。