読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

猫でもわかる 秘密の英語勉強会

楽しく英語を勉強することを目標に、英語フレーズや英語記事の解説など、初級者向けのさまざまなトピックを扱っています。

英語の動詞 go と come の違いはなんだっけ?

復習! 動詞 go と come の違い

動詞 go と言えば?

簡単ですよ。「行く」ですね。

正解。

ちょろいもんだぜ。

では、come と言えば?

簡単、簡単。come は「来る」ですよね。

本当に? come は「行く」という意味にもなったよね。

あれ? そうでしたっけ。

うん。それでは今回は、go と come の違いを復習しよう。

動詞 go の基本イメージ:視点のあるところから離れていく

go の基本イメージは「視点のあるところから離れていく」。

話し手の視点を中心にしてそこから離れていくイメージだよ。

go のイメージ。

Go

だから go は「行く」ですよね。

うん、でもそれだけじゃなく、たとえば次のように頭痛が消えるという意味にもなったよね。

[例文1]

My headache has gone.

頭痛が消えた。

 

ああ、そうそう。頭から痛みが離れていく感じですね。

頭痛が消えた。

Headache has gone

あったね、こんなの。

また、離れていくイメージから、「死ぬ」「亡くなる」という意味にもなるよ。

[例文2]

He has gone at the age of 100.

彼は100歳で死んだ。

 

彼は死んだ。

He has gone

この世から離れていくという感じでしょ。

なるほど。

このように、go は話し手が視点を置いているところから離れていくイメージだよ。

動詞 come の基本イメージ:視点のあるところに近づいてくる

come の基本イメージは「視点のあるところに近づいてくる」。

これは go の逆で、話し手が視点を置いているところに近づいてくるイメージだね。

視点のあるところに近づいてくるイメージ。

Come

ということは、come は「来る」ですよね。

「来る」は「来る」でも「話し手が視点を置いているところに来る」ということ。

次の例文のように「来る」とは訳せない例文もあったよね。

[例文3]

I'll come to your house tomorrow.

明日、君の家に行きます。

 

これは、話し手が「君の家」に視点を置いて come to your house と言っているの。

そっか、この例文を和訳すると「来る」ではなく「行く」の方が自然なんだ。

そう、「行く」とか「来る」とかの日本語で考えるより、「視点のあるところに近づく」というイメージで考えれば良いの。

次の例文は、たとえばキッチンにいるお母さんに呼ばれたときに「今行くよ」と答えるときのフレーズ。

[例文4]

I'm coming.

今行くよ。

 

お母さんの所に視点を置いて、そこへ近づくという意味だね。

じゃあ、I'm going. の場合は?

その場合は、視点の置いている場所から離れるイメージ。つまり、お母さんに呼ばれているにもかかわらず、どこか他の所へ行っちゃうということ。

今行くよ。

I am going

どこ行ってんだ。

このように、「行く」と言えば go を連想しがちだけど、場合によっては come を「行く」という意味で使うから注意して。

はい。

ついでに復習するけど、「持って行く」と言えばなんだっけ?

「持って行く」は take でしたね。

そう、take は「手にとって取り込む」というイメージだけど「持って行く」という意味にもなったよね。

[例文5]

Don't forget to take your umbrella.

傘を持っていくのを忘れないで。

 

このように、「持って行く」という意味の take は、「何かを持って、話し手が視点を置いているところから離れていく」というイメージだよ。

では、「持ってくる」は?

「持ってくる」は bring でしたね。

そう。もう少し詳しく言うと、「何かを持って、話し手が視点を置いているところに近づく」というイメージ。

take と bring って、go と come のイメージに似ていますね。

そうだね。「何かを持って go するのが take」、「何かを持って come するのが bring」という関係になるんだよ。

だから、bring でも例文によっては「持って行く」という意味になったよね。

[例文6]

Bring this one to your mother.

これをお母さんのところに持って行って。

 

これは、お母さんのところに視点を置いてそこに近づくというイメージだから bring を使っているの。和訳するとやっぱり「持ってくる」より「持って行く」の方が自然だよね。

日本語の「行く」と「来る」は自分がいる場所を基準に考えるけど、今回復習した移動系の動詞4つは、視点のあるところを基準にしてそこに近づくか離れるかというのがポイントなんですね。

そう。ところで、日本語のメールや SNS で「明日東京に来るの?」と書かれている場合と「明日東京に行くの?」と書かれている場合では印象が違うでしょ?

それはたしかに違いますね。「東京に来るの?」だと差出人が今東京にいる感じがします。「東京に行くの?」だと東京以外のどこかでメールを書いている感じ。

でしょ。日本語だと無意識に自分がいる場所を基準にして「行く」「来る」を使い分けるよね。ちょっとした物の言い方ひとつで今いる場所がバレちゃうから、アリバイ工作をするときは気をつけて。

何の話でしたっけ?

登場キャラクター

シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。

ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。

レイ
シンの同級生。絵を描いて勉強会のサポートをしている。