猫でもわかる 秘密の英語勉強会

ことわざ「犬も歩けば棒に当たる」は英語で・・・?

犬も歩けば棒に当たる

犬も歩けば棒に当たる
犬も歩けば棒に当たる

・・・・・・なんだこの漫画、唐突に。

犬も歩けば棒に当たる。

ふぁっ?

このことわざの意味は、何か行動を起こすと災難に会うということ。

または、出歩いているうちに思わぬ幸運にめぐりあうという意味でも使われるよ。

あ、これも勉強会の一環なのか。

そうだよ。ことわざも覚えておいて損はないからね。

そうですか?

だって、たとえば「犬も歩けば棒に当たる」がことわざだと知らないと、ただの意味不明な文でしょ。

英語のことわざも同じ。知っていると知らないとでは、その英文に出会ったときの受けとり方が変わるのよ。

プロの翻訳者でも、ことわざだと気付かずに変な翻訳をすることがあるからね。

たしかに、急に犬とか棒とか出てくると、それがことわざだと知らないと話についていけなくなりますね。

そう。運良く「ことわざかも」って気付いたときには検索して調べれば良いのだけど、気付かなかったときは強引に変な解釈をしてしまいがちなの。

経験談かな?

しかも、ことわざそのものではなく少しもじった文、たとえば「猫も歩けば棒に当たる」みたいな文に出会うと、元のことわざを知らないとお手上げになっちゃうのよ。

元ネタを知らないとパロディネタも楽しめないようなものですね。ところで、英語にもことわざがたくさんあるんですか?

もちろんあるよ。そして、「犬も歩けば棒に当たる」の英語版はこれ。

[英語のことわざ]

The dog that trots about finds a bone.

歩きまわる犬は骨を見つける。

この英文の that は関係代名詞。that torts about が「歩きまわる」という意味で、その前の The dog に説明を加えているの。ここまでが主語だよ。

「歩きまわる犬は」が主語ですね。

そして、finds 「見つける」がこの英文の述語動詞だよ。

finds a bone で「骨を見つける」か。棒に当たるよりずっと良いですね。

The dog that trots about finds a bone.

犬も歩けば棒に当たる
犬も歩けば棒に当たる

いや、おかしいだろ。

登場キャラクター

シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。

ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。

レイ
シンの同級生。絵を描いて勉強会のサポートをしている。