say の基本イメージ:言葉で言う
say の基本イメージは「言葉で言う」。言葉の内容、つまり「何と言ったか」がポイントだよ。
たとえば、自分の考えや気持ちといった情報を言葉に出して表現するのが say のイメージ。
会話するってことですか?
いや、「会話する」は誰か他の人とのやり取りを意味しているよね。say は何らかの情報を口に出して言うところがポイントなんだよ。
say のイメージ。
言う
Can you say that again?
もう一度言ってください。
She didn't say anything.
彼女は何も言わなかった。
Say hello to Misa for me.
ミサによろしく。
これは「言う」という意味。言葉を口から出して何か言うってことだね。
たしかに会話とは違いますね。会話は相手とのキャッチボールだし。
She didn't say anything.
あーあ・・・・・・。
〜と言う
She said, "I am hungry."
「お腹がすいた」って彼女が言ってた。
She said that he would get back to me.
彼女は私のところに戻ってくると言った。
誰かが言っていたことを他の人に伝えるとき、こんなふうに say を使うよ。
何と言ったかに焦点を当てているんですね。
〜と言われている
They say she is the richest girl in the school.
彼女は学校でいちばん金持ちだと言われている。
みんなが言っている、つまり「(多くの人に) 〜と言われている」という意味にもなるよ。
彼女は金持ちだと言われている。
本当かどうかはともかく皆に言われているんだね。
〜と書いてある
That sign says "No trespassing."
あの看板に「立ち入り禁止」と書いてある。
My watch says 8:30.
私の時計では8時半だ。
このように、表示、掲示、本などに「〜と書いてある」という意味でも使われるよ。
まるで看板や時計が喋っているみたいですね。
無生物が主語の場合でも、人が言葉で伝えるイメージと同じなんだね。
立ち入り禁止。
僕だけ立ち入り禁止かよ。
登場キャラクター
シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。
ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。
レイ
シンの同級生。絵を描いて勉強会のサポートをしている。