watch の基本イメージ:じっと見る
watch の基本イメージは「じっと見る」。
see や look とはどう違うんですか?
じゃあ、ここでもう一度おさらいしよう。
まず see の基本イメージは「見える」。景色などが自然に目に入ってくる感じだったよね。
次に look の基本イメージは「視線を向ける」だったね。もともと見ていなかったところに目を向ける動作だよ。
そして今回の watch は、動くものをじっと見たり、何か変化がないかと注意して見守る感じだよ。
じっと見るイメージ。
同じ「見る」でも少しずつ違いがあるんですね。
そう。だから意味を丸暗記するより基本イメージで覚えるといいんだよ。
じっと見る
watch television
テレビを見る
スクリーンの大きな映画を見るときは、自然に目に入るイメージの see を使うと説明したよね。
映画に比べて画面の小さなテレビを見るときには、じっと見るイメージの watch を使うの。
じゃあ、テレビで映画を見るときは?
その場合は watch を使うのが一般的だよ。
映画を見る see とテレビを見る watch。
そうか、画面が小さくなるほど「自然に見える」感じから「じっと見る」感じになるんですね。
見張る
Could you watch the stove for a second?
ちょっとの間、コンロの番をしてくれませんか?
Could you watch my daughter for an hour?
1時間ぐらい娘を見てくれますか?
「ちょっと席を外すからコンロを見てて」とか「鍋を見てて」って言うよね。
そんな風に「見張る」「番をする」って意味にもなるよ。
[例文3] では「面倒を見る」「世話をする」という意味で使われているよ。
ぼんやり眺めるのではなく、しっかりと見ているってことですね。
面倒を見る。
危険なことがないようにしっかり見ておかないとね。
気をつける
Watch out!
気をつけろ!
Watch your head!
頭に気をつけて!
話し言葉だけど、「〜に気をつける」「〜に用心する」という意味もあるよ。
Watch out!
激突不可避やないか・・・・・・。
[2]ウィズダム英和辞典
登場キャラクター
シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。
ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。
レイ
シンの同級生。絵を描いて勉強会のサポートをしている。