猫でもわかる 秘密の英語勉強会

前置詞のイメージ「一緒に with」

今回は前置詞 with について勉強しよう。

はい。with と言えば「〜と一緒に」という意味で使われますね。

そう、その with だよ。それでは基本イメージから見てみよう。

with の基本イメージ:一緒にいる

with の基本イメージは「一緒にいる」。何かが同伴している、伴っている感じだよ。

一緒にいるイメージ。

With

今回は僕がいないんだね・・・・・・。

同伴

 例文
[1]

He lives with his parents.

彼は両親と同居している。

両親と一緒、私たちと一緒などの「〜と一緒に」という意味だね。

これは基本イメージ通りですね。

 例文
[2]

Why don't you come with us?

一緒に来ませんか?

あれ? Why は「なぜ?」って意味じゃないですか?

Why don't you は「なぜ〜しないの?」という意味から、「〜しませんか?」「〜しましょう」という提案の意味になるんだよ。

Why で始まる疑問形だからと言って、理由を聞いているわけじゃないからね。

日本語ではあり得ない誘い方ですね。

関係、関連

 例文
[3]

What is the matter with you?

何かあったの?

[4]

I have nothing to do with you.

あなたとは何の関係もない。

2つのものがつながっているイメージで、関係や関連を表すときにも with が使われるよ。

have nothing to do with は「〜と関係がない」という意味。

他にも have little to do with (〜とほとんど関係がない)、have something to do with (〜と何かしら関係がある) などがあるよ。

あの子とは関係ない。

Nothing to do with you

えー・・・・・・。

所有

 例文
[5]

a man with a beard

あごひげのある男

[6]

a girl with short hair

短い髪の女の子

「あごひげを持っている」「短い髪を持っている」というふうに所有の意味もあるよ。

いつも近くにあるってことですね。

対立

 例文
[7]

fight with each other

互いに戦う (競い合う)

対立を表す意味でも使われるよ。

一緒にいてもいつも仲が良いとは限らないんですね。

道具、手段

 例文
[8]

He broke the window with the hammer.

ハンマーで窓を壊した。

[9]

We eat with chopsticks.

私たちは箸で食事をします。

「〜を使って、〜で」のように、道具や手段を表す場合にも with が使われるよ。

道具や手段も身近にある感じですね。

その他のフレーズ

他にもこんなフレーズがあるよ。

be wrong with 「〜の調子が悪い」

be concerned with 「〜と関係がある」

be familiar with 「〜をよく知っている」

associate A with B 「AとBを結びつけて考える」

relate A with B 「AとBを関連づける」

agree with 「〜に同意する」

be faced with 「〜に直面する」

例文引用
[5][7] ウィズダム英和辞典

登場キャラクター

シン
英語が苦手な少年。ミサから英語を教わっている。

ミサ
英語を教えてくれる近所のお姉さん。

レイ
シンの同級生。絵を描いて勉強会のサポートをしている。